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更新日:2026/04/08

MPCとは?モールテックスとの違いとデメリットを解説
住宅や店舗の内装で人気が高まっている「モルタル調デザイン」。
無機質でスタイリッシュな雰囲気を演出できるため、カフェや美容室などの店舗内装だけでなく、住宅のキッチンや洗面台などにも採用されることが増えています。
そのモルタル調仕上げの中でも注目されているのが MPC(エムピーシー) です。
今回は、MPCの特徴やモールテックスとの違い、施工前に知っておきたいデメリットについてご紹介します。
MPCとは
MPCとは Multi Purpose Protective Coating(マルチパーパスプロテクティブコーティング) の略で「多用途の保護コーティング材」という意味です。
薄塗りでコンクリートのような質感を表現できる高強度のコーティング材です。
厚みは 約1~3mm程度 と非常に薄い仕上げですが、高い耐久性と耐摩耗性を持っているのが特徴です。
コンクリート下地だけでなく
・木材
・モルタル
・タイル
・既存の床
など様々な下地の上から施工することができるため、リフォームや店舗内装でも採用されています。
また、左官仕上げのため、職人の手仕事によってコンクリート調の質感やムラ感など、デザイン性の高い表情を作ることができます。
MPCとモールテックスの違い
モルタル調仕上げとしてよく比較される材料に モールテックス があります。
どちらも薄塗りで施工できる左官材ですが、特徴には違いがあります。
■MPCの特徴
・アメリカ発祥のコーティング材
・約1~3mmの薄塗り施工
・耐摩耗性が高く床にも施工可能
・コンクリートのような無機質な質感
MPCは耐久性が高く、シャープでスタイリッシュなコンクリート調デザインを作るのに向いています。
■モールテックスの特徴
・ベルギー発祥の左官材
・約2~3mmの薄塗り施工
・柔らかく滑らかな質感
・カラーバリエーションが豊富
モールテックスはデザイン性が高く、柔らかい質感やカラー仕上げを活かした空間づくりに向いています。
■どちらを選ぶべき?
空間デザインや用途によって選ぶ材料が変わります。
・コンクリートのような無機質デザイン → MPC
・カラーや柔らかい質感を重視 → モールテックス
目的やデザインに合わせて選ぶことが大切です。
MPCのデメリット
デザイン性が高く人気のMPCですが、施工前に知っておきたいポイントもあります。
■職人の技術で仕上がりが変わる
MPCは左官仕上げのため、職人の技術によって質感や模様が変わります。
そのため、施工実績のある職人に依頼することが重要になります。
■同じ仕上がりは再現できない
手仕事で仕上げるため、全く同じ模様を再現することはできません。
ただし、これはデメリットであると同時に、唯一無二の表情が生まれる魅力でもあります。
■一般塗装より費用が高くなる場合がある
MPCは特殊左官仕上げのため、一般的な塗装と比べると施工費用が高くなる場合があります。
ただし、タイルや石材と比較すると、デザイン性と施工性のバランスが良い仕上げ材です。
MPCで高意匠な空間づくり
MPCは、既製品では表現できない素材感や質感を作り出せる仕上げ材です。
キッチン、洗面台、カウンター、壁などに施工することで、空間全体を統一したデザインに仕上げることができます。
ライフワークスでは、MPCをはじめとした 特殊左官・特殊塗装による高意匠施工 を行っています。
デザイン性の高い住宅や店舗づくりをご検討の方は、お気軽にご相談ください。


